ボリボリボリ
2015/06/10
帰りの列車の中で
座席に座っていたのだが、
ボリボリボリ
隣から音が聞こえる。
歳は30代以降の女性だったが、
スマホを見ながらバックの中にしのばせてある
スナック菓子に手を伸ばしている。
発車前で待ち時間が少し長かったからなのか?
やがて列車が発車したのだが、
その女性はスナック菓子に手を伸ばすのをやめようとはしない。
隣に座っていて嫌な気分になった。
「ありえない....」
周囲にもちろん、そんな人は居ない。
目の前の女の子がそれにつられたかどうか、
飴を口に入れた。そっちの方がまだマシだが........
ここは自分の部屋ではない。
JRの通勤用の列車の中だ。
このありえない女性の普段の生活態度を想像してしまった。
見かけは小綺麗な格好だったが、中身は
自分に甘い、だらしないひとなんだろうなぁと想像できた。
周囲を気にしない図々しさに呆れてしまった。
嫌味の一つでも言ってやろうと思いたかったが、
それはやめて席を立った。
ボリボリボリ 相変わらずその女性はお菓子を食べている。
列車を降りて
帰りはイオンでワッフルとヨーグルトを買って帰った。

座席に座っていたのだが、
ボリボリボリ
隣から音が聞こえる。
歳は30代以降の女性だったが、
スマホを見ながらバックの中にしのばせてある
スナック菓子に手を伸ばしている。
発車前で待ち時間が少し長かったからなのか?
やがて列車が発車したのだが、
その女性はスナック菓子に手を伸ばすのをやめようとはしない。
隣に座っていて嫌な気分になった。
「ありえない....」
周囲にもちろん、そんな人は居ない。
目の前の女の子がそれにつられたかどうか、
飴を口に入れた。そっちの方がまだマシだが........
ここは自分の部屋ではない。
JRの通勤用の列車の中だ。
このありえない女性の普段の生活態度を想像してしまった。
見かけは小綺麗な格好だったが、中身は
自分に甘い、だらしないひとなんだろうなぁと想像できた。
周囲を気にしない図々しさに呆れてしまった。
嫌味の一つでも言ってやろうと思いたかったが、
それはやめて席を立った。
ボリボリボリ 相変わらずその女性はお菓子を食べている。
列車を降りて
帰りはイオンでワッフルとヨーグルトを買って帰った。
